自動翻訳

Cognigyは自動翻訳機能を統合し、様々なロケール向けにFlowやIntentをカスタマイズするプロセスを効率化しました。この機能は、手動で翻訳することなく多言語サポートを必要とするユーザーにとって有益です。

Cognigy.AIは以下の機械翻訳プロバイダと互換性があります:

  • Microsoft Translator
    • Microsoft Azure Cognitive Services Translator(注1)
  • Googleクラウド翻訳
  • DeepL翻訳プロ

これらのプロバイダには、いくつかの貴重なメリットがあります:

  • 言語選択の自由。翻訳言語を自由に選択できます。
  • 手動翻訳と自動翻訳。お客様のニーズに合わせて、手動翻訳と自動翻訳を使い分けることができます。
  • 音声対応翻訳。 当社の翻訳機能は、あらゆるモードに対応できるよう装備されているため、音声対応でさまざまなコミュニケーション手段に対応できます。

機械翻訳プロバイダの追加

1.Cognigy.AIインタフェースを開きます。

2.左側のメニューでAgentを選択します。

3.左側の[Agent]メニューで、[Manage] > [Settings]を選択します。

4. [Translation settings(翻訳設定)]セクションで、以下のプロバイダのいずれかを選択します:

  • Microsoft Translator
  • Googleクラウド翻訳
  • DeepL翻訳プロ
  • 翻訳プロバイダAPIキー – Microsoft Translatorから発行された固有のAPIキーを入力してください。認証に必要で、翻訳サービスにアクセスできます。
  • リクエストの再試行 – 最初のリクエスト中にエラーが発生した場合に、Cognigyが翻訳プロバイダを呼び出そうとする頻度を指定します。例えば「3」に設定すると、Cognigyは翻訳要求をあきらめる前に3回試行します。
  • リクエストのタイムアウト – リクエストを行った後、Cognigyが翻訳プロバイダからの応答を待つ時間をミリ秒単位で指定します。プロバイダがこの時間内に応答しない場合、タイムアウトとみなされます。
  • センテンスキャッシュの有効期限 – 翻訳が古いと判断され削除される前に、キャッシュに保存しておく期間を設定します。デフォルト値は84,600秒で、1日に相当します。キャッシュなしの場合は0に設定できます。
  • カスタム API ベース URL – この設定はオプションです。特定の要件がある場合、または Microsoft Translator API のデフォルトのインスタンス(https://api.cognitive.microsofttranslator.com/)とは異なるカスタムインスタンスに接続する必要がある場合、このフィールドを使用してカスタムベース URL を指定できます。このフィールドを使用すると、プロトコルのスキームを含む URL を定義できます。(例:https://api-eur.cognitive.microsofttranslator.com
  • Custom Subscription Region – この設定はオプションです。Azure MS Translatorリソースの場所または地域を表します。特にAzureアカウントで特定の地域を指定している場合は、このAPIを呼び出すときにこのフィールドを使用する必要があります。
  • 翻訳プロバイダAPIキー – Googleクラウド翻訳から発行された固有のAPIキーを入力してください。認証に必要で、翻訳サービスにアクセスできます。
  • リクエストの再試行 – 最初のリクエスト中にエラーが発生した場合に、Cognigyが翻訳プロバイダを呼び出そうとする頻度を指定します。例えば「3」に設定すると、Cognigyは翻訳要求をあきらめる前に3回試行します。
  • リクエストのタイムアウト – リクエストを行った後、Cognigyが翻訳プロバイダからの応答を待つ時間をミリ秒単位で指定します。プロバイダがこの時間内に応答しない場合、タイムアウトとみなされます。
  • センテンスキャッシュの有効期限 – 翻訳が古いと判断され削除される前に、キャッシュに保存しておく期間を設定します。デフォルト値は84,600秒で、1日に相当します。キャッシュなしの場合は0に設定できます。
  • 翻訳プロバイダAPIキー – DeepL翻訳プロから発行された固有のAPIキーを入力してください。認証に必要で、翻訳サービスにアクセスできます。
  • リクエストの再試行 – 最初のリクエスト中にエラーが発生した場合に、Cognigyが翻訳プロバイダを呼び出そうとする頻度を指定します。例えば「3」に設定すると、Cognigyは翻訳要求をあきらめる前に3回試行します。
  • リクエストのタイムアウト – リクエストを行った後、Cognigyが翻訳プロバイダからの応答を待つ時間をミリ秒単位で指定します。プロバイダがこの時間内に応答しない場合、タイムアウトとみなされます。
  • センテンスキャッシュの有効期限 – 翻訳が古いと判断され削除される前に、キャッシュに保存しておく期間を設定します。デフォルト値は84,600秒で、1日に相当します。キャッシュなしの場合は0に設定できます。
  • カスタムAPIベースURL – この設定はオプションです。特定の要件がある場合、または DeepL翻訳PプロAPI のカスタムインスタンスに接続する必要がある場合は、このフィールドを使用してカスタムベースURLを指定できます。このフィールドを使用すると、プロトコルスキーム (https://api-free.deepl.com/ など) を含むURLを定義して、ニーズに合わせてAPI接続を調整できます。

5. [Save(保存)]をクリックします。

ロケールを追加

Cognigyのバーチャルエージェントは、デフォルト言語として英語を使用します。ただし、必要に応じて要件に合わせたFlowの言語をカスタマイズできます。

ロケールを作成するには、以下の手順で行います:

  1. Cognigy.AIインタフェースを開きます。
  2. 左側のメニューで、[Agent]を選択します。
  3. 左側の[Agent]メニューで、[Manage] > [Localization]を選択します。
  4. [+ Create new Locale(新規ロケールの作成)]をクリックします。
  5. [Name(名前)]フィールドに、ロケールの一意の名前を入力します。この名前はFlowに表示されます。
  6. NLU言語リストから、ロケールの言語を選択します。
  7. フォールバックロケールリストから、特定の言語が使用できない場合にデフォルトとして使用するロケールを選択します。
  8. [Save & Build(保存してビルド)]をクリックします。

Flowローカリゼーションのための機械翻訳

Flowでは、言語を変更したり、Flow NodeやIntentをローカライズしたりできます。

トーク中のロケールの切り替え

Switch Locale Node(ロケール切り替えノード)を使用すると、トーク中に Flowのロケールを変更できます。

Nodeローカライゼーションのための機械翻訳

v4.61でアップデート

ローカライズされたNodeはカラー表示され、ローカライズされていないNodeはグレー表示されます。Flow内では、複数のローカライズを設定でき、コンテンツのないロケールのフォールバックレイヤーも使えます。

Say、Question、その他のNodeタイプを含む、すべてのタイプのテキスト出力Nodeに対して機械翻訳設定を行うことができます。

機械翻訳を使用してノードをローカライズするには、次の手順で行います:

  1. ローカライズしたいNodeを含むFlowを開きます。
  2. 翻訳されていないNodeを含むロケールを選択します。
  3. Nodeをクリックし、[Add Localization(ローカライズを追加)]を選択します。
  4. [Add Translated Localization]を選択します。
  5. 翻訳元のロケールリストから言語を選択して、翻訳元のロケールを定義します。
  6. 翻訳先の言語リストから言語を選択して、翻訳先の言語を定義します。
  7. [Confirm (確認)]をクリックします。

Nodeは自動的に翻訳されます。Nodeエディタで、翻訳されたフィールドを確認し、TokensCognigy.Scriptは翻訳されないままにしておきます。

Intentローカリゼーションのための機械翻訳

機械翻訳を使用してIntentをローカライズするには、以下の手順で行います:

  1. Flowエディタの右上隅で、NLUを選択します。
  2. [Intents]タブで、翻訳したいIntentを選択します。
  3. [Intent]ページで、[Add Localization(ローカライズを追加)] > [Add Translated Localization]をクリックします。
  4. [Locale to Translate from(翻訳元のロケール)]リストから、翻訳元のロケールを示すロケールを選択します。
  5. [Language to Translate from(翻訳元の言語)]リストから、翻訳するコンテンツの言語を選択します。
  6. [Language to Translate to(翻訳先の言語)]リストから、コンテンツを翻訳する言語を選択します。
  7. [Confirm(確認)]をクリックします。

Intentの例文が自動的に翻訳されます。

複数のIntentローカリゼーションのための機械翻訳

機械翻訳を使用してFlow内のすべてのIntentをローカライズするには、以下の手順で行います:

  1. Flowエディタの右上隅で、NLUを選択します。
  2. [Intents]タブの[+ Create Intent(インテントの作成)]ボタンの右側にある縦の三点リーダ>[Add Localisations to all Intents(すべてのIntentにローカライズを追加)]をクリックします。
  3. [Add Localizations to all Intents(すべてのIntentにローカライズを追加)] ウィンドウで、[Auto-Translate from another locale] を選択します。
  4. [Locale to Translate from(翻訳元のロケール)]リストから、翻訳元のロケールを示すロケールを選択します。
  5. [Language to Translate from(翻訳元の言語)]リストから、翻訳するコンテンツの言語を選択します。
  6. [Language to Translate to(翻訳先の言語)]リストから、コンテンツを翻訳する言語を選択します。
  7. オプション)現在のFlowロケール内のすべての既存のIntentに変更を適用するには、[Overwrite already localized Intents(すでにローカライズされたIntentを上書きする)]設定を有効にします。
  8. [Confirm(確認)]をクリックします。

このプロセスにより、すべてのIntentが自動的に翻訳されます。

詳細はこちら

(注1) Azure Cognitive Services Translatorを使用するには、[Settings(設定)] > [Translation settings(翻訳設定)]でMicrosoft Translatorを選択する必要があります。