Optional Question
![](https://cognigy.tdse.jp/wp/wp-content/uploads/2024/02/optional-question.png)
説明
Optional Question Nodeは、ユーザに特定の情報を尋ねる質問をするために使用されます。Nodeはさまざまなタイプの入力を想定して設定することができます。選択されたデータタイプがユーザ入力で検出されると、すぐにOptional Question Nodeに回答します。
Question Nodeとの違い
Optional Question Nodeはノンブロッキングです。つまり、ユーザーは、Optional Questionに対する回答を入力していなくても、Flowでトークを続けることができます。通常のFlow実行の前に、システムは、Optional Questionに対するユーザー入力の結果を確認します。そうでない場合、Flowの実行は別のパスをたどります。
Cognigy/TransformersReference to Cognigy repository on GitHub
質問の種類
使用できるクエリにはさまざまな種類があり、詳細は以下のとおり:
タイプ | 質問に答えるために必要なユーザー入力 |
Text | テキスト入力 |
Yes / No | 肯定的または否定的な応答 |
Intent | ユーザーの応答から識別される学習済みIntentの1つ。 |
Slot | ユーザーの応答から検出されるシステムSlotまたはLexicon Slot。Slotは名前によって定義されます。 |
Date | 日付(システム定義) |
Number | 数字(システム定義) |
Temperature | 温度(システム定義) |
Age | 年齢(システム定義) |
Duration | 期間(システム定義) |
メールアドレス(システム定義) | |
Money | 金額(システム定義) |
URL | インターネット上のリソースへの参照/アドレス(例:http://example.com) |
Percentage | パーセンテージ(システム定義) |
Regex | ユーザーの応答で検出される正規表現で定義されたカスタムデータ形式 |
Data | データ(input.data)入力 |
システム定義Slotでサポートされているデータ形式
Cognigy NLUがシステムスロットマッピングで対応しているすべてのデータ形式は、[Slot Mapping]ページに一覧表示されています。
チャネルと出力タイプ
Question Nodeの出力タイプはSay Nodeと同じ機能を持ちます。
日付の質問
質問タイプDateが選択された場合、チャネルが許可していれば、Question Nodeは自動的にDatepickerをレンダリングします。詳細は[Datepicker]をご参照ください。
応用編
Optional Question Nodeには4つの詳細設定があります。
Store detailed Results(詳細結果を保存する)
この設定を有効にすると、入力のresultプロパティの下に、より詳細なJSONオブジェクトが保存されます。これは、より詳細な情報が必要な場合に便利です。
Stop Flow execution after Answer(回答後にFlowの実行を停止する)
有効にすると、「On answer(回答時)」ケースの後にFlowの実行が停止し、他の入力を待ちます。
Forget Question Threshold(質問を忘れるしきい値)
通常のQuestion Nodeとの違いは、Optional Question Nodeは回答する必要がないことです。もしOptional Question Nodeがトリガーされ、回答がない場合、それでも質問が “quested(尋ねられた) “されたという事実はメモリに保持されます。この設定により、Optional Questionをメモリに保持する入力数を決定できます。
Parse CognigyScript(CognigyScriptの解析)
Answerの後のCognigyScriptを実行するユーザ入力を指定します。
![](https://cognigy.tdse.jp/wp/wp-content/uploads/2024/02/711c019-optional-question-advanced-700x327.jpeg)
結果の保存
Store Result in Contextが有効な場合、質問結果もContextオブジェクトに保存されます。
入力の質問情報
Optional Questionが “active”、つまり回答待ちの状態になると、入力オブジェクトにOptional Questionに関する情報が追加されます。
"activeOptionalQuestion": {
"nodeId": "cb81db3a-6230-49e7-8ce4-12f877abe0cb",
"type": "yesNo",
"lastExecutedAt": 1,
"forgetQuestionThreshold": 3
}
AI活用出力
AIを活用したボットの出力言い換えを利用するには、[Generative AI(生成AI)]の記事をご覧ください。