Localization(ローカライゼーション)
Cognigy.AIには、カスタマイズやコンテンツの再利用を容易にする強力なローカライゼーション機能があります。
ローカライゼーションビューでは、複数のロケールを設定できます。あるロケールにコンテンツが設定されていない場合、システムは自動的に設定されている別のロケールにフォールバックします。
コンテンツのローカライズ用に後からロケールを追加することもできますが、プライマリロケールを選択した後は変更できないことに注意してください。
Flowをローカライズするには、2つの方法があります:
- 標準ローカライゼーション
- 機械翻訳によるローカライゼーション(プロバイダーの認証情報が必要です。)
標準ローカライゼーション
標準ローカライゼーションでは、機械翻訳を使用せずに、NodeとIntent を手動でローカライズします。
Agentにロケールを追加
Cognigyバーチャルエージェントは、デフォルト言語として英語を使用します。ただし、必要に応じて要件に合わせてFlowの言語をカスタマイズできます。
ロケールを作成するには、以下の手順で行います:
- Cognigy.AIインタフェースを開きます。
- 左側のメニューで、[Agent]を選択します。
- 左側の[Agent]メニューで、[Manage] > [Localization]を選択します。
- [+ Create new Locale(ロケールの作成)]をクリックします。
- [Name(名前)]フィールドに、ロケールの一意の名前を入力します。この名前はFlowに表示されます。
- [NLU Language(NLU言語)]リストから、ロケールの言語を選択します。
- [Fallback Locale(フォールバックロケール)]リストから、特定の言語が使用できない場合にデフォルトとして使用するロケールを選択します。 8. [Save & Build(保存してビルド)]をクリックします。
Flowのローカライズ
- [Build] > [Flows]を選択して、既存のフローに移動します。
- Flowエディタの左上で、最近作成したロケールを選択します。
ローカライズを切り替えると、Flowの外観が変わります。灰色で表示されているNodeは、まだローカライズされていないことを示します。
トーク中のロケールの切り替え
Switch Locale Node(ロケールの切り替えノード)を使用すると、トーク中にFlowのロケールを変更できます。
次に、各Nodeを個別にローカライズする必要があります。
Nodeにロケールを追加
Nodeを手動でローカライズするには、以下の手順で行います:
- Flow エディタで、ローカライズしたいNodeを選択します。
- Nodeがまだローカライズされていない場合は、Nodeエディタで[Add Localization(ローカライズの追加)]をクリックします。Nodeが以前にローカライズされていた場合は、縦の三点リーダ > [Remove Localization(ローカライズの削除)]をクリックして、以前のローカライズを削除します。
- 以下のオプションのいずれかを選択します:
・Add Empty Localization(空のローカライズを追加)ー 選択したNodeに新しいロケールを作成します。特定のNodeに新しい翻訳やコンテンツを提供したい場合に便利です。
・Copy from(コピー元) ー 同じNodeや他のソースの既存のロケールからコンテンツをコピーします。異なるロケールのコンテンツを再利用したり、複製したい場合に便利です。 - 該当するフィールドに、選択したロケールに一致するテキストを入力します。
- [Save Node(ノードを保存)」をクリックします。
Intentにロケールを追加
Intentをローカライズするには、以下の手順で行います:
- Flowエディタの右上隅で、[NLU]を選択します。
- [Intents]タブで、ローカライズしたいIntentを選択します。
- [Intent]ページで、[Add Localization(ローカライズの追加)]をクリックします。Intentが以前にローカライズされていた場合は、縦の三点リーダ> [Remove Localization(ローカライズの削除)]をクリックして、以前のローカライズを削除します。
- 以下のオプションのいずれかを選択します:
・Add Empty Localization(空のローカライズを追加)ー 選択したIntentに、コンテンツのない新しいロケールを作成します。特定のIntentに新しい翻訳やコンテンツを提供したい場合に便利です。 ・Copy from(コピー元) ― 同じIntentや他のソースの既存のロケールからコンテンツをコピーします。異なるロケールのコンテンツを再利用または複製する場合に便利です。 - [Build model(モデルの作成)]をクリックします。
- [Save(保存)]をクリックします。
複数のIntentにロケールを追加
Flow内の全てのIntentをローカライズするには、以下の手順で行います:
- Flowエディタの右上隅で、[NLU]を選択します。
- [Intents]タブの[+ Create Intent(インテントの作成))]ボタンの右側にある縦の三点リーダ>[Add Localisations to all Intents(すべてのインテントにローカライズを追加)]をクリックします。
- [Add Localisations to all Intents(すべてのインテントにローカライズを追加)]ウィンドウで、以下のオプションのいずれかを選択します:
・Create empty(空を作成) – 選択したインテントに、コンテンツのない新しいロケールを作成します。インテントに新しい翻訳やコンテンツを提供する場合に便利です。
・Copy from another locale(別のロケールからコピー) – 同じIntentや他のソースの既存のロケールからコンテンツをコピーします。別のロケールからコンテンツを再利用または複製する場合に便利です。 - (オプション)現在のFlowロケール内のすべての既存のIntentに変更を適用するには、[Overwrite already localized Intents(すでにローカライズされたIntentを上書きする)]設定を有効にします。
- [Build model(モデルの作成)]をクリックします。
- [Save(保存)]をクリックします。