関数
Cognigy関数は、Cognigy.AIのインストール内で実行可能なコードブロックで、HTTP APIを介した他社システムとの連携など、長時間の非同期処理をサポートします。
関数はFlowから独立していますが、Flowからトリガーすることができ、Inject & Notify APIを使用して結果をFlowに送り返すこともできます。
関数を実行する際、追加のパラメータを指定することができ、そのパラメータは関数コードで使用できます。
左側メニューの「Build > Functions」から、関数の使用を開始できます。
制限
Cognigy関数のインスタンスの最大実行時間は15分に制限されています。オンプレミス環境の場合、この制限を変更することができます。
設定とモニタリング
関数エディタでは、JavaScriptやTypeScript言語でコードスニペットを定義することができます。
関数の引数からパラメータ
やapi
オブジェクトにアクセスできます。
他社システムとの連携
HTTPリクエストを使って、他社システムと連携することができます。
const response = await api.httpRequest({
method: "get",
url: "https://example.com/api/v2",
headers: {
"Accept": "application/json"
}
});
Flowとの連携
関数を使用することで、Inject & Notify API を使ってFlow連携できます。
以下の例では、関数のパラメータに userId
と sessionId
送信することを想定しています。
const { userId, sessionId } = parameters;
api.inject({
userId,
sessionId,
text: "This text was injected through a Function"
});
Notify(通知)コールの実行
const { userId, sessionId } = parameters;
api.notify({
userId,
sessionId,
text: "This text was injected through a Function"
});
モニタリング
[Instances(インスタンス)]タブに切り替えると、現在編集中の関数の実行履歴を見ることができます。各実行には、現在の実行ステータス、トリガーソース、開始時間、終了時間が表示されます。
項目にカーソルを合わせると、その個々の実行に提供されたパラメータを見ることもできます。
関数のトリガー
Cognigy関数は3つの異なる方法でトリガーすることができます:
UIの使用
関数エディタページで、ページの左上隅にある実行ボタンをクリックします。この操作により、パラメータなしで関数が実行されます。
パラメータ付きで関数を実行するには、実行ボタンの隣にある矢印ボタンをクリックします。この操作でダイアログが開き、追加のパラメータをJSONオブジェクトとして定義できます。
REST APIの使用
REST APIを使用して、関数をトリガーすることができます。詳細は[OpenAPI]のドキュメントをご覧ください。
Nodeの使用
Flowから関数をトリガーするには、[Trigger Function Node]を使用します。
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