Blind Mode

説明

データを非表示にすることは、ユーザーとその機密情報のプライバシーを保護するために重要です。Cognigy.AIでは、ユーザーの入力と応答はログに記録され、学習のために分析されます。しかし、これらのログには名前、住所、その他の機密データなど、個人を特定できる情報が含まれることがあります。

Blind Mode Nodeは、ログ、分析、Intent Trainerレコード、またはトーク内のデータを完全に非表示にするオプションを備えています。このNodeを使用することで、ユーザー情報の安全性とプライバシーを確保することができます。

設定

パラメータ種別説明
Mask Loggingトグルログのユーザー入力をマスクします。
Mask Analyticsトグル分析データのユーザー入力(コンタクトプロファイルのトークを含む)を隠し、Insights Message ExplorerおよびTranscript Explorerのメッセージプレビューから非表示にします。
Disable Intent Trainer RecordsトグルトークからIntentを記録しません。
Disable Conversationsトグル分析データのユーザー入力を収集しません。

また、Flow全体のデータを非表示にしたい場合は、Endpointレベルで非表示を有効にすることもできます。

Blind Mode Nodeを追加することで、Flow内の特定のポイントで非表示をオンにし、その後オフにすることで、トーク全体を通して再びデータを表示することができます。


例えば、ユーザーのメールアドレスを聞く前にBlind Mode Nodeを配置し、Blind Mode onラベルでOnにし、後でBlind Mode offラベルでOffにする。こうすることで、メールアドレスの質問に対するすべてのユーザーの回答は完全に非表示になり、トークの記録や ログで見ることができなくなります。