Go To

説明

Go To Nodeは、このNodeがアクティブになると即座に実行される別のNodeまたはFlowにトークを切り替えるために使用されます

設定

Flowの選択

Flowの実行がGo To Nodeをトリガーするたびに切り替えられるターゲットFlowを選択します。

Nodeの選択

Flowの実行がGo To Nodeをトリガーするたびに切り替えられるターゲットNodeを選択します。

Nodeを選択するには、事前にNodeをエントリポイントとして設定する必要があります。Nodeをエントリポイントに設定するには、[Set Entrypoint(エントリポイント設定)]を使用します。

Go ToとExecuteの併用

Go To Nodeは、Execute Flow Nodeの実行を上書きします。Go To Nodeを含むFlowが、Execute Flow Nodeの後に実行されると、Go To Nodeは元の実行を停止し、セッションはGo To Nodeの移動先Flowに留まります。これにより、Execute Flow Nodeの通常の動作である、そのFlowに戻る動作が阻止されます。

応用

Execution Mode(実行モード)

Execution ModeはGo To Nodeの動作を決定します。ターゲットNodeに移動して続行することも、入力を待つこともできます。

Optionally Injected Text(オプションで挿入されるテキスト)

Execution Modeが[Go to Node and continue(ノードに移動して続行)]に設定されている場合、ここで続行するテキストを上書きすることができます。テキストが指定されていない場合は、input.textが使用されます。

Optionally Injected Data(オプションで挿入されるデータ)

Execution Modeが[Go to Node and continue(ノードに移動して続行)]に設定されている場合、ここで続行するデータを上書きすることができます。データが指定されていない場合は、input.dataが使用されます。

Parse Intents(インテントの解析)

サブフロー内のIntentを解析するかどうかを、ユーザーが決定できます。デフォルトでは無効になっています。

Parse Intents設定が有効の場合、Cognigy NLUは、input.textまたはOptionally Injected Textのいずれかを使用して、ターゲットフロー内のIntentを再解析します。

この設定により、入力はサブフローに解析され、NLUはサブフローで利用可能なIntentを使用してこのテキストをスコアリングします。親FlowのIntentに基づいてスコアリングされることはありません。

Parse Slots(スロットの解析)

サブフロー内のスロットを解析するかどうかを、ユーザーが決定できます。デフォルトでは無効になっています。

Parse Slots設定が有効の場合、Cognigy NLUはinput.textまたはOptionally Injected Textのいずれかを使用して、ターゲットFlow内のSlotをターゲットFlow内で再解析します。

この設定により、入力はサブフローに解析され、NLUはサブフローの利用可能なSlotを使用してこのテキストをスコアリングします。親FlowのSlotに基づいてスコアリングされることはありません。

Absorb Context(コンテキストの吸収)

Absorb Context設定が有効の場合、切り替え時に、ターゲットFlowのデフォルトコンテキストが現在のコンテキストに適用されます。

Loops(ループ)

Cognigy.AIは、Go To Nodeがユーザー入力なしでアクティブ化された頻度をチェックします。最大ループ回数のデフォルト設定は4回ですが、オンプレミスでは変更可能です。

Open Target Flow(ターゲットFlowを開く)

Nodeプレビュー画面のFlow名をクリックすると、対象のFlowに直接アクセスできます。