分析データ
説明
Code Node内では、分析データの特定の部分を変更して、分析に書き込まれる内容をより正確に管理することができます。
analyticsdataキーを使用して、Codeノード内の分析データにアクセスできます。例:
analyticsdata.intent = "test";
分析フィールド
v4.45でアップデート
以下のフィールドはCode Nodeで上書きすることができます:
フィールド | 説明 | タイプ |
---|---|---|
intent | 分析に書き込まれるIntent。例えば、実行されたFlowで検出されたIntentを分析に保存するために、このフィールドを変更することができます。 | 文字列 |
intentFlow | Intentが検出されたFlowのID(メインFlowまたはアタッチFlow) | 文字列 |
intentScore | 検出されたIntentのスコア | 数 |
inputText | 入力テキスト | 文字列 |
inputData | 入力データオブジェクト | {“key”:”value”} |
state | Flowが現在置かれているState | 文字列 |
slots | ユーザーの入力から検出されたSlot | オブジェクト |
completedGoals | ユーザーが達成した目標のリスト | 文字列のリスト |
understood | 入力が理解されたかどうか。入力は、IntentまたはSlotが見つかった場合、Code NodeまたはOverwrite Analytics Nodeを介して入力が理解されているとマークされた場合、または文のタイプがpAnswer、nAnswer、またはGreeting(確認ワードロジックが有効になっている場合)である場合に、理解されているとカウントされます。それ以外の場合は、(エージェントAssist Flowが起動せずに)アクティブなハンドオーバがある場合、またはメッセージがDon’t countまたはNullとしてマークされている場合を除き、理解されていないとマークされます。 | ブーリアン型 |
custom1 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom2 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom3 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom4 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom5 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom6 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom7 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom8 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom9 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
custom10 | Flow実行時に文字列値に設定できるカスタムフィールド。デフォルトはnullです。 | 文字列 |
カスタムフィールドの機能
カスタムフィールドは、カスタムデータを分析に保存するために使用されます。これは、最大512文字の文字列値です。より複雑なデータを保存したい場合は、文字列フィールドオブジェクトを値として保存できます:
const customData = {
key: "value"
};
analyticsdata.custom1 = "userFocusGroup: focusGroup1";
analyticsdata.custom2 = JSON.stringify(customData);
カスタムフィールドの最大長
各カスタムフィールドの値として、最大512文字まで保存できます。
分析データの有効期限
analyticsdataオブジェクトは、フロー実行ごとに生成されます。つまり、analyticsdataオブジェクトに保存されるデータ(たとえばカスタムフィールド)は、このフロー実行でのみ分析に保存されます。次のFlow実行では、新しいIntentなどを持つ新しいanalyticsdataオブジェクトが生成されます。