APIの使用
Cognigy APIとは?
Cognigy.AIインストールとの通信に、フロントエンドはHTTPベースのAPIを使用します。このAPIは開発者がCognigy.AIとのカスタム統合を構築するために使用することもできます。また、”rest-api-client “と呼ばれるNPMパッケージのライブラリも提供しており、APIを利用する際の負担を軽減することができます。このライブラリはNPMで利用可能で、Typescript定義を含む最新のJavaScriptで記述されています。
APIの機能とは?
フロントエンドに表示されるあらゆる種類の情報と、フロントエンドで実行可能なあらゆる種類のアクションは、このAPIを通じて照会またはトリガーされ、開発者にも100%開示されます。
APIにアクセスするために必要なものは?
APIを使用するには、次の2つのものが必要です:
APIbaseurl
APIが利用できるURLです。
環境 | APIベースURL |
トライアル (trial.cognigy.ai) | https://api-trial.cognigy.ai |
アプリケーション (app.cognigy.ai) | https://api-app.cognigy.ai |
オンプレミスインストール | これは、production.env ファイルでBACKEND_BASE_URL_WITH_PROTOCOL として定義されているURLです。 |
APIキーの管理
APIキーは、ユーザーの認証情報を公開することなく、システム内のユーザーとしてCognigy.AI APIを認証するために使用されます。
APIキーを作成するには、「Create API Keys」をご覧ください。
APIキーを削除するには、「Revoke API Keys」をご覧ください。
APIの使用方法は?
Cognigy APIにはOpenAPIドキュメントがあり、すべての異なるAPI操作の詳細が説明されています。例えばCognigyのトライアル環境については、https://api-trial.cognigy.ai/openapi でご覧いただけます。
APIを呼び出すには、HTTPリクエストを実行し、以下のいずれかを追加します。 – APIキーを値として設定したクエリパラメータapi_key
– APIキーを値として設定したヘッダX-API-Key
https://api-dummy.cognigy.ai
で Cognigy.AI をインストールし、myDummyApiKey123
という API キーを作成したとします。
新しいブラウザタブを開き、https://api-dummy.cognigy.ai/projects?api_key=myDummyApiKey123
にアクセスすると、プロジェクト内のリソースに関するメタ情報を含め、自分に割り当てられているすべてのプロジェクトのリストを取得できます。この呼び出しは、例えば、Projectsページをロードするときにフロントエンドで使われます。
スーパーAPIキー
Cognigy.AIのほとんどのAPIはエージェント依存です。つまり、APIを使用する開発者は、実際にアクセスできるエージェントからのみ情報を要求することができます。例えば、ある組織内の全ての Flows をリストアップするような用途があります。そのような用途のために、4.1.4リリースで “Super API-Key “と呼ばれる機能を導入しました。
機能の利用可能性
この機能は、Cognigy.AIを個別にインストールしているオンプレミスのお客様のみご利用いただけます。
この機能は、デフォルトではすべてのCognigy.AIインストールで無効になっています。オンプレミスのお客様は、以下の環境変数を “true “に設定することでこの機能を有効にすることができます:
FEATURE_USE_SUPERAPIKEY_API
https://api-trial.cognigy.ai/openapi#post-/management/v2.0/organisations/{organisationId}/apikeys
このAPI-keyは特定のユーザーには依存せず、組織の範囲内に存在します。このAPI-keyはシステム内のすべてのアセットとオブジェクトを操作するために使用できます。
スーパーAPIキーとTTL
このAPIキーは、セキュリティ上の理由から、デフォルトのTTL(Time to life)が15分となっています。一度キーが作成されると、15分間だけ有効です。