Helmを使用したインストール
HelmはKubernetesクラスタにリソースを簡単に導入するためのツールです。はじめに、公式ドキュメントに沿ってインストールします。
Helmチャートのインストールには、Cognigy OCIレジストリからHelmパッケージをプルする必要があります。Helmチャートをプルする方法は2つあります。まず、両方のOCIレジストリcognigy.azurecr.io
にアクセスできる必要があります(Dockerレジストリの場合と同じ認証情報です)。その後、以下の操作を行います:
1. 下記のコマンドを実行するために、以下の環境変数を設定します:
HELM_EXPERIMENTAL_OCI=1
1. 以下のコマンドでOCI prodレジストリにログインします:
helm registry login cognigy.azurecr.io
プルとインストールを同時に行う(推奨)
以下のコマンドを使用すると、Live Agent Helmチャートをインストールすると同時にプルすることができます:
helm install cognigy-live-agent oci://cognigy.azurecr.io/helm/live-agent --version X.X.X --namespace live-agent -f custom-values.yaml
custom-values.yaml
ファイルには、ingresses設定、レプリカ、リソースなど、オーバーライドが必要な値だけを含めることができることに留意ください。こうすることで、新たなリリースが既存のセットアップを壊すことはありません。もしそうなる場合は、ドキュメントを参照し、Helmに関連するリリース情報をご覧ください。
values.yamlファイルのプルと修正
次のコマンドを実行してください:
helm pull oci://cognigy.azurecr.io/helm/live-agent --version X.X.X
これにより、圧縮されたHelmチャートがダウンロードされます。
live-agent-X.X.X.tgz
あとは解凍し、フォルダ内のvalues.yaml
ファイルを必要に応じて修正すると、以下のコマンドでチャートをインストールすることができます:
helm install cognigy-live-agent ./live-agent-X.X.X --namespace live-agent
helm installコマンドの実行後
備考
弊社のHelmチャートは検証済みで、APIバージョンv2と互換性があります。古いバージョンには対応しておりません。
このコマンドは隠しコマンドを作成し、ポッドを導入し、データベース上でテーブルを構築するジョブを実行します。また、Dockerイメージをプルするための隠しコマンドがある場合、Live Agentがインストールされるネームスペースにも適用する必要があることにご注意ください。しばらくすると、以下のメッセージが表示されます。
NOTES:
Thank you for installing live-agent.
Your release is named cognigy-live-agent with version .
The following secrets have been created:
- cognigy-live-agent-postgresql
- cognigy-live-agent-redis
To learn more about the release, try:
$ helm status cognigy-live-agent
$ helm get all cognigy-live-agent
NOTE: It may take a few minutes for the LoadBalancer IP to be available.
You can watch the status by running
'kubectl get svc -w cognigy-live-agent'
インストールのカスタマイズについては、インストール前に[Helm Docs Customizing chart(Helmドキュメント チャートのカスタマイズ)]をご覧ください。
カスタマイズの仕組みをよくご理解いただいた上で、[Helm Values(Helm値)]のセクションをご覧ください。各値とその目的についての簡単な説明があります。