医療×AIチャットボット
AIの画像解析による診断をはじめ、AIを活用した業務効率化やサービス開発は医療分野で活発に進められています。
今回は対話型AIプラットフォームCognigyを活用した取り組みの中から、AIチャットボットが医療にとって欠かせない人と人のコミュニケーションの部分を効率化したり、病院と患者双方の負担を減らす取り組みをご紹介します。
これまでの課題
- 電話による問合せ対応にリソースが割かれている
- 診療受付が密になってしまっている
- 利用者に高齢者が多くITシステムの導入が難しい
AIチャットボット導入効果
- 問合せ対応を完全自動化
- 診療受付を対話型AIにより自動化・予約制に
- 音声で操作できるチャットボットで誰でも操作可能
こんな方におすすめです
- 病院や診療所の受付の人員不足を解消したい
- オンライン診療や受付業務をAIで自動化したい
- スタッフの事務作業負荷を減らしたい
医療における対話型AIの活用例
新型コロナウイルス感染拡大以降、病院や診療所ではWEBやLINEなどを使った受付予約が導入されたり、オンライン診療の規制が緩和されるなどデジタル化やDX化がすすめられています。しかし世界と比して日本の医療DXはまだまだ遅れをとっており、アナログに業務の多くを依存していたり、何から始めていいか分からないといった医療機関が多いようです。
そこで今回は具体的に対話型AIプラットフォーム「Cognigy(コグニジー)」導入により医療現場がどのように変わるのか、またもたらす様々なメリットについてお伝えします。
診察予約やワクチン接種/PCR検査予約を自動化
診療予約やワクチン接種の予約をAIチャットボットが自動化します。電話やLINE、WEB上でAIチャットボットと会話しながら事前問診や予約に必要な情報を入力することで、効率的に案内及び予約を行うことができます。RPAと連携することで予約カレンダーを参照して予約を取ったり、患者情報を参照して通院状況に応じた対応を行うことも可能です。
- 予約受付業務を自動化
- 24時間365日対応を実現
- 複雑な問診も自動化
Cognigyが対応している主なチャネル
CognigyはWeb、電話、LINE、Slack、Teamsなど20以上のチャネルと追加開発なしで接続が可能です。チャネル間で会話のコンテキストを維持し、インタラクションポイント間のシームレスな引き継ぎを可能にすることで、一貫したユーザーエクスペリエンスを実現します。
オンライン診療の自動化&医師へのスムーズな引継ぎ
電話やLINEなどでボットが症状をヒアリングするオンライン診療ボットを作成すれば、自動で症状に対するアドバイスを行うことが可能です。またボットでは診断が難しい場合は医師への受診を勧め、担当医師に関係医療機関に患者データと会話データを共有することもできます。
オンライン診療ボットは内科だけでなく、歯科や整形外科などあらゆる簡易診断や通院前の診断の手段として活用いただけます。また、問診表の記入を事前に自宅で行うことができるので、待ち時間の削減や、待合室での感染リスク低下につながります。
- 診療時間の短縮・効率化
- 予約変更や観光地紹介など複雑な顧客応対も自動化
- 2段階認証で本人確認が必要な応対も対応可能
エージェントライブチャット
人間のオペレーターにシームレスに引き継ぎ摩擦をなくします
Cognigyはボットとの会話中いつでも、人間のオペレーターもしくは医師にシームレスに移行し、患者の問題を解決することができます。ボットから会話を引き継ぐ際には、それまでの会話データや患者データを参照できるので、会話の内容をスムーズに引き継ぐことができます。
医療スタッフの事務負担軽減
病院の受付窓口や会計業務、レセプト業務、クラーク業有無など医療事務スタッフの仕事は多岐にわたります。これらの業務のうちコミュニケーションに関する業務や定型化された業務はRPAと組み合わせることで対話型AIで自動化することができます。事務作業を一部AIで自動化することで業務負担を削減し、より生産性の高い業務に集中することができます。
- 業務効率化による生産性の向上
- 専門性の高い業務へのリソース集中
- コスト削減
Cognigyはローコードで高速実装が可能
優れたエディタ機能により
短期間での開発を実現します
CognigyはGUIで直感的に設定できる優れたエディタ機能を持ち、短期間で拡張性の高い対話型AIを設計・開発可能です。
標準で外部連携コネクターを多数サポートしているため、対話型のシステムをフレキシブルにデザイン・運用することができます。
簡単に構築可能
ビジネスユーザでも簡単にフロー構築が可能な
ローコードでの対話ロジック構築拡張性が高い
音性やLINEなど多様なチャネルやサービス上で展開ができ、
1clickで連携可能操作性・機能性の高さ
SalesforceやSAP、UiPathなど
多くのサードパーティ製品との連携をサポートスムーズな会話を実現
業界をリードするNLP、NLUで
人と会話しているようなスムーズな応答を実現
導入までの流れ
対話型AIへ適応する課題の理解から、設計、データ準備、開発、導入/運用までの各フェーズをご支援致します。
また、ご要望により、専用のAIモデルも構築致します。
よくある質問
- 対話型AIプラットフォームとチャットボットの違いはなんですか
Cognigyは通常のチャットボットの単純なルールベースでの応答のみでなく、自然言語処理や音声入力、外部APIなどの高度な機能を利用したボットをGUIの操作のみで作成可能です。またLINE、Teams、Slack等の多様なエンドポイントクライアントからの利用にデフォルトで対応しています。
- 外国語には対応していますか
多言語に対応しています。英語、中国語、韓国語を始め、20か国語でご利用可能です。