データの有効期限

v4.59でアップデート

データの有効期限（TTL、time-to-live）では、ダッシュボードに表示されるInsightsデータの有効期限までの期間を表示します。

データの有効期限を確認するには、表示中のページの右上にある時計をクリックしてください。分単位の期限を表示するには、現在の値にカーソルを合わせます。

カウントダウンは最後のデータ更新から開始されるため、Cognigy製品を毎日使用されている場合はデータの有効期限は変更されません。

データの有効期限テーブル

下の表では、TTLに含まれるデータをご覧いただけます。

データ	説明	ダッシュボード／エクスプローラー
分析	すべての分析データの作成から、データベースから削除されるまでの期間を示します。	概要: – 入力数 – 上位インテント – 理解されたメッセージ – 理解された / 理解されなかったメッセージエンゲージメント: – 平均セッション時間 – 最長セッション時間 NLU パフォーマンス: – 平均インテントスコア – 平均処理時間 – スコア範囲別インテント – インテントスコアの最大値 – 理解されたメッセージ – 理解された / 理解されなかったメッセージ – 上位インテント – 上位インテントスコア
トーク	チャット履歴分析の作成から、データベースから削除されるまでの期間を示します。	Transcript Explorer(トランスクリプトエクスプローラー）, Message Explorer（メッセージエクスプローラー）
セッション	Insightsセッション分析が作成されてから、データベースから削除されるまでの期間を示します。	概要: – 稼働中のお問い合わせ – 高評価 – セッション – チャンネル別セッション – セッション数 – 上位ゴール – 上位スロット – 一意のお問い合わせ – 地域別ユーザーエンゲージメント: – お問い合わせ – 達成したゴール – 時間帯ハンドオーバー – Live Agentエスカレーション – 高評価 – 高評価の時系列 – 上位ゴール NLUパフォーマンス: – 上位スロット
Step Events（ステップイベント）	ステップデータが作成されてから、データベースから削除されるまでの期間を示します。	Step Explorer（ステップエクスプローラー）
LiveAgentエスカレーション	Live Agentデータが作成されてから、データベースから削除されるまでの期間を示します。	Live Agent（ライブエージェント）
VoiceGatewayEvents（ボイスゲートウェイイベント）	Voice Gatewayのデータが作成されてから、データベースから削除されるまでの期間を示します。	–

データの有効期限の設定

Cognigyはデフォルトでデータを無期限に保存します。この機能を変更するには、有効期限を設定する必要があります。

[データの有効期限]機能をオンにするには、オンプレミスにCognigy.AIをインストールしている場合、management-uiサービスより制限を設定します。そうでない場合は、テクニカルサポートに連絡し、ご要望の制限を指定してください。

management-uiサービスにて既に制限を設定している場合は、Insightsインターフェースにデータ有効期限インジケータが自動的に表示されます。

データ有効期限機能は、management-uiでデータ有効期限を設定した後にCognigyが新たに取得したデータにのみ適用されます。有効期限を設定した前に取得したデータについては、そのまま残ります。

例:

13:00にmanagement-uiで、セッションに 1 分間の有効期限を設定します。 13:00以降に作成されたセッションは、management-uiで設定された1分間の有効期限により、1分後に自動的に終了します。 13:00より前に作成されたセッションはそのまま残ります。

データの有効期限の変更

オンプレミスにCognigy.AIをインストールしている場合は、management-uiサービスからデータの有効期限を変更できます。そうでない場合は、テクニカルサポートにお問い合わせください。

データの有効期限を調整すると、Cognigyが新たに取得したデータにのみ適用されます。それまでに取得したデータの有効期限は変更されません。